箱根旅行・十国峠〜仙石原
2012年10月29日 〜 30日
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十国峠頂上より駿河湾(大瀬崎)方面を望む

 北海道旅行から戻ってすぐの旅行である。紅葉の季節には少し早いかなと思いつつも格安旅行を見つけたので、5ケ月振りの箱根に行ってきました。

 今回の計画は、熱海に出て伊豆箱根バスで「十国峠」⇒「元箱根」⇒「駒ケ岳」、⇒「仙石原」。そして箱根「小涌園」で一泊して、二日目は「ユネッサン」でのんびり遊ぶ予定であった。



◆ 10/29(月)

 前日の雨でお天気を心配していたが、朝起きるとピーカンの晴天であった。東京発9時16分のアクティーで熱海に向け出発。

 品川を過ぎると途中の駅から、元気一杯の中高年や老人のグループが続々と乗り込んできて、社内は老人ホームの活況を呈してきた。しかし、私は68歳、連れの彼女も52歳で立派な中高年であるが ・ ・ ・

 熱海に着くと、駅前はデパートでも造るのか大工事中であった。工事を横目に伊豆箱根バスの営業所に立ち寄り2日間有効の割引クーポン「箱根旅助け \2800」を購入してバスに乗り込んだ。
 予定より遅れて約50分で十国峠に着いた。早速ケーブルカーで標高766mの十国峠(日金山の山頂)に登った。正面(南西方向)には遠く駿河湾が霞んでおり、左手(北東方向)遠くに三浦半島が霞んで見え、近くには「真鶴岬」、そして目前には「初島」が眺望できた。しかし、晴天なら見えるはずの房総半島は、霞んでいて確認できなかった。


【補足】 十国峠の名前は、昔の国名で「伊豆」「駿河」「遠江」「甲斐」「信濃」「相模」「武蔵」「上総」「下総」「安房」の十の国がここから見渡せたことに由来します。
 これらの国は、現在の「静岡県」「山梨県」「長野県」「神奈川県」「東京都」「千葉県」の1都5県になります。


十国峠(日金山の山頂)
本当はこの方向に富士山が見えるはず・・・
真鶴岬(三浦半島が霞んで見える)
源 実朝(みなもとのさねとも)の歌碑

【補足】 源 実朝(みなもとのさねとも)の歌碑に刻まれた詩

  

   この歌は、右大臣実朝が22才の時に、鎌倉から箱根権現に詣でる旅の途中で詠まれたものです。

◆ 源 実朝(みなもとのさねとも)
 鎌倉幕府を開いた源頼朝の次男として生まれ、兄の頼家が追放されると12歳で第三代の征夷大将軍に就く。政治は、最初の頃は執権を務める北条氏などが主に執ったが、成長するにつれ関与を深めた。官位の昇進も早く武士として初めて右大臣に任ぜられたが、その翌年に鶴岡八幡宮の石段で、実兄頼家の子・公暁(くぎょう)に暗殺された。これにより源氏将軍は断絶した。


源実朝の歌碑から初島を望む
駿河湾(大瀬崎)方面を望む

 その後、レストハウス前から伊豆箱根バスで約30分かけて元箱根に向かった。
 元箱根には、13時30分過ぎに着いたのでイタリアンの「La・Terrazza」で昼食にしようと向かったが、1時間待ちと云われて諦めた。
 近くの「腸詰屋」でビーフシチューを注文したが、1200円という値段の割にはお粗末な料理でガッカリした。レトルトに人参とポテトを入れを温め、解凍した冷凍いんげんをトッピングしただけの内容で、肉は小さくてパサパサでした。その上、ライスが無くなったとのことでパンにしたが、焼きすぎでカチカチのチッポケなフランスパンが出てきた。素人の料理である。残念!!


 その後、元箱根港から箱根園まで伊豆箱根鉄道の遊覧船で向かった。
 遊覧船の中は、クラブツーリズムの団体(中高年のグループ)で混んでいた。駒ケ岳に昇るロープウェイで一緒になりたくないなと思っていたら、駒ケ岳には昇らないらしく、ロープウェィ乗り場には来なかった。
 しかし、ロープウェィではJTBの団体(いろいろな外国人のグループ)と一緒になり、満員電車状態で標高1,357mの駒ケ岳に昇った。
 昇る途中では、綺麗に見えていた富士山が昇るにつれて頂上付近が雲にかかり、駒ケ岳頂上では全く見えなくなってしまった。山の天気は予想が難しいものである。
 5月にきたときには、昇らなかった箱根神社の元宮まで階段を昇り、暫く雲が晴れるのを待ったが駄目であった。帰りのロープウェイも外人さん達と押し合いながらの7分間であった。

駒ケ岳ロープウェイの途中で見えた富士山

元箱根港から望む「駒ケ岳」ロープウェイ乗り場
駒ケ岳山頂の箱根神社元宮
駒ケ岳ロープウェイ乗り場
箱根園から望む富士山

 夕闇が迫ってきて今日の仙石原観光は、時間的に無理になってきたので、とりあえず今夜の宿である「小涌園」に向かうことにした。「箱根園」から伊豆箱根バスでに乗り「小涌園」に向かった。
 結局、チェックインが遅くなり17時30分過ぎになってしまったために、予約しておいた喫煙可の部屋が満室になっていたが、ホテル側の配慮で7階の喫煙可「スゥイートルーム」743号室に差額なしで宿泊出来ることになった。
 ラッキー!であった。

◆ 10/30(火)

 今日は、午前中に「仙石原のススキ」を観て、午後は「ユネッサン」で遊ぶことにした。

 朝6時に起き、朝風呂に入ったが、中高年の客が多いせいか早朝なのに風呂は混雑していた。女風呂も同様だったそうである。

小涌園743号室から見た朝モヤのホテル中庭
小涌園・玄関右横の窓から見える庭

 荷物をフロントに預けて、伊豆箱根バスで「湖尻」に向かった。「湖尻」から「桃源郷」まで若干の上り坂を約500m歩いて、本日の第一目的地である「仙石高原」に箱根登山バスで向かった。ここは割引クーポンの「箱根旅助け」が使えないので有料(\300)である。

 バス停「仙石高原」で下りると、11時半なのに、既に人・人・人の波である。しかし、風になびくススキもなかなか良い!!陽の当たり具合により、山肌やススキの色合いが異なる景色も素晴らしい。


仙石高原・仙石原入口
仙石原入口・怪しい中国人
ススキの間から狸が一匹
仙石高原・風になびくススキ
仙石高原・風になびくススキ
仙石高原・風になびくススキ
仙石高原・若干の紅葉が見える山肌
仙石高原・若干の紅葉が見える山肌
仙石高原・紅葉が見える山肌
仙石高原・行き止まりの案内板
仙石高原・怪しい中国人
仙石高原・帰り道だぞ!ヤッー!
仙石高原・風になびくススキ
仙石高原・少しだけ紅葉が見えるぞー!
仙石高原・・紅葉が見えるぞー!
仙石高原・仙石原出口

 帰りは「桃源台」まで箱根登山バス(\300)で戻り、「湖尻」までの約500mを歩いた。帰りは下り坂なので歩くのが楽である。「湖尻」からは、本日の第二目的地である「ユネッサン」まで伊豆箱根バスで向かった。

 湖尻でバスを待つ間に、貸しボート屋の猫が暇つぶしの相手をしてくれた。今回は、猫の社長がみあたらなかった。


貸しボート屋の猫・営業課長
貸しボート屋の猫・営業係長
桃源台に停泊中の海賊船(小田急の遊覧船)

 午後は、ユネッサンの「アンティパスタ」でイタリアンの昼食をとり、「ユネッサン」「湯〜とぴあ」「森の湯」で、遊んで温泉を楽しんだ。18時頃の伊豆箱根バスで「小田原」に向けて帰宅の途についた。

 「湯〜とぴあ」では、コーヒー風呂で、タイムサービスの焙煎コーヒーを頭からバケツで浴びせて貰い、ワイン風呂でも頭から冷たい赤ワインを浴びせて貰った。なかなか楽しいものである。これで、髪の毛が増えてくれれば申し分ないのだけれど ・ ・ ・


 JR小田原駅に着いたので、夕食を食べて行こうと思い、以前に雑誌の紹介で見た海鮮丼が美味しいと云う「田(でん)」を探して、小田原駅の廻りをぐるっと一周歩いたり、交番で聞いてみたりして探したけれど、発見できなかった。
 仕方なく、最初に目についた駅前の「さくら」という店に入った。刺身の盛り合わせ、小アジのから揚げ、カキフライ、牛筋煮込み、さつま揚げ等を頼み、生ビールと芋焼酎(黒霧)で旅の締めくくりをした。ここの、牛筋煮込みは、一番人気とあったが、まるでビーフシチューの様な味わいでお勧めです。

 帰宅してから、雑誌で確認したら探していた「田(でん)」の住所が「さくら」と全く同じであった。店名やオーナーだけが変わっていたのであろう。偶然探していた店にはいったことになる。不思議である。


小田原駅前の「さくら」入口
小田原駅前の「さくら」・刺身盛り合わせ