行先不明のミステリーツアー
2010年9月21日 〜 23日
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 今回は、宣伝媒体には載らないDM形式で参加者を募ったクラブツーリズム企画のミステリーツアーである。予想に反して若い添乗員さんであった。二泊三日なので年配の添乗員さんでは体力的にきついのであろうと想像した。提携している「お土産や」に連れて行かれる回数も予想より少なくて良かったが、ミステリーツアーと言う割には定番の観光地が多く新鮮味にかけ、温泉巡りを謳い文句にしていた割には、ホテルの温泉が狭く設備も古すぎておそまつであった。残念!!



9月21日(火)

福島県飯坂町・中野不動尊

 日本三不動尊のひとつと言われており、「中野のお不動さま」として知られる開山八百余年の不動尊です。寺としての名まえは曹洞宗中野山大正寺。奥の院、不動明王の前に灯された聖火は、山を開いた恵明道人(えみょうどうにん)が灯して以来燃え続けているものだという。平日のせいか活気のない観光地でした。こういうものに興味のない私にとっては、特に見るべきものはなかった。
山形県東置賜郡高畠町・阿久津八幡神社
 860(貞観2)年、慈覚大師が豪族安阿久津磐三郎の強力で阿弥陀堂を建てたのが始まりといわれ、その後平安後期になって、源義家が奥州平定の戦勝を祈願し、鎌倉鶴岡八幡を勧請したと伝えられる。石畳の参道をゆくと左手に三重の塔、その奥に舞楽殿、さらに奥に本殿がある。境内には古鐘つき堂、千年松、流鏑馬(やぶさめ)的場跡があり、歴史をしのばせる。
 神社の奥にひっそりと佇む本堂。小さいけれど屋根が茅葺(かやぶき)になっており時代を感じる。ちなみに、神楽を舞う建物(舞楽殿)も茅葺であった。

《宿泊》 蔵王温泉 ⇒ 「ホテルハモンドたかみや」
 源泉かけ流しの内風呂と露天風呂があり、いずれも狭い、カランは6個で最初は冷たい水がでるので要注意。有料の貸切露天風呂は未確認。明るいうちに到着できれば、車で5分(送迎してくれる)の公共の「蔵王温泉大露天風呂」(有料)に行くことをお勧めする。ロッカーは百円玉が必要、百円は使用後戻ります。休憩所でビール等を飲めるので小銭を持っていくことをお勧めします。


9月22日(水)

岩手県西磐井郡平泉町・中尊寺

 一年前の2009年9月の東北・三陸海岸旅行の際に、中尊寺の金色堂と毛越寺は観光していたので、その時に見逃した弁慶堂や弁慶のお墓を確認しただけであった。
 弁慶堂では、写真撮影禁止の注意書きに気付かず撮影してしまったが、何も注意をされなかったので、写真を掲載します。
秋田県仙北市・田沢湖
 秋田県の中東部に位置する。最大深度は423.4mで日本第一位(第二位は支笏湖、第三位は十和田湖)、世界では17番目に深い湖である(世界で最も深い湖はバイカル湖)。湖面標高は249mであるため、最深部の湖底は海面下174.4mということになる。この深さゆえに、真冬でも湖面が凍り付くことはない。そして、深い湖水に差し込んだ太陽光は水深に応じて湖水を明るい翡翠色から濃い藍色にまで彩るといわれており、そのためか日本のバイカル湖と呼ばれている。
 有名な辰子像(舟越保武作)は、ブロンズ製で全体に金箔を張り漆で仕上げてあるので、風雪に耐え黄金色に輝いている。
 蛇足ですが、最近TV放映された韓国ドラマ「アイリス」で、主演のイ・ビョンフォンとキム・テヒが休暇をとって旅行するシーン等で田沢湖は何度か出てきました。

辰子姫伝説
 田沢湖が田沢潟と呼ばれていた頃、院内にまれにみる美しい娘、辰子がいた。辰子はその美しさと若さを永久に保ちたいものと、密かに大蔵観音に百日百夜の願いをかけた。満願の夜に「北に湧く泉の水を飲めば願いがかなうであろう」とお告げがあった。
 辰子は、わらびを摘むと言ってひとりで家を出て、院内岳を越え、深い森の道をたどって行くと、苔蒸す岩の間に清い泉があった。喜び、手にすくい飲むと何故かますます喉が渇き、ついに腹ばいになり泉が枯れるほど飲み続けた。時が過ぎ、気がつくと辰子は大きな龍になっていた。龍になった辰子は、田沢潟の主となって湖底深くに沈んでいった。
 一方、辰子の母は娘の帰りを案じ、田沢潟のほとりに着き、娘が龍になったのを知って悲しみ、松明にした木の尻(薪)を投げ捨てると、それが魚になって泳いでいった。後に国鱒と呼ばれ、田沢湖にしか生息しなかった木の尻鱒という。(田澤鳩留尊佛苔薩縁起より)
 さて、十和田湖を南祖坊に追われ、男鹿半島に八郎潟をつくり主となった八万太郎は、毎年秋の彼岸の頃、田沢湖に恋人の辰子を訪ねて冬を過ごすため、主のいない八郎潟は凍りつき、2人の龍神が住む田沢湖は冬の間も凍らない湖として知られている。(三湖物語より)
《宿泊》 田沢湖高原温泉 ⇒ 「ハイランドホテル山荘」
 有名な乳頭温泉まで車で15分に位置する温泉で、内湯ではミネラル豊富な麦飯石温泉、露天風呂では乳白色の天然温泉を楽しめる。しかし、何せ設備が古くて狭い、カランは腐食して真っ黒、シャワーも腐って落ちそうな木製の止め具にぶら下がっている。お粗末である。食事(和食)は、なかなか良かった。


9月23日(木)

岩手県岩手郡雫石町・小岩井農場まきば園

 一年前の2009年9月の東北・三陸海岸旅行の際に、じっくりと全体を観光していたのですが、今回は口蹄疫問題で、あちこちが封鎖されており、本当に観光用のまきば園しか観光できなかった。
 丁度、いわて・平泉観光キャンペーン『イーハートーブ収穫祭in盛岡・小岩井』なるイベントが開催されており、クラブツーリズムも共催しているらしく、きのこ汁や牛乳を振舞われた。しかし、朝からの雨で足元はグチョグチョ、手踊り等の郷土舞踊を発表するイベント用の舞台も雨のために使われず、急遽テントの中で実施された。見物する人たちのマナーが悪く傘が邪魔で、私は強引に割って入り撮影が出来ましたが、後方の人たちは全く見えなかったのでは思います。

 13時15分に、小岩井農場まきば園を後にして、一路東京目指して高速道路をひた走り、帰路についた。