輪王寺
海抜634mの寺
日光・中禅寺湖
2011年4月16日 〜 17日
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 今回は、おおるりグループの「ホテル湖畔亭」に一泊するバスツアーである。

 昨年、TVの旅行番組で観て電話で確認したら半年先まで予約でいっぱいであきらめた経緯があるが、今回は大震災の後で自粛ムードの影響なのか、土日にも係らず直ぐに予約できた。

 おおるりグループのバスツアーは、今回二度目で、前回の鬼怒川の「ホテルニューおおるり」の時は、予想に反しホテルが古く温泉の設備も古すぎてお粗末であった。

 今回は、本当に湖畔にあり、中禅寺湖対岸からも緑色の屋根がはっきりと確認できる小奇麗なこじんまりした全室レイクビューのホテルである。風呂も本物の温泉で、そこそこ満足できるものであった。ただ、この手のツアーには珍しく男性客が多くて風呂場が混雑してカランが足りないこともあり、チョット残念でした。連れの彼女は、女風呂は空いていて殆ど一人状態で、満足したらしく4回も温泉通いをしていました!!

 しかし、ホテルの正面入口の右上の壁に「メモリアルホテル蔦舎」の看板が残っており、部屋のコップにも同様の文字が残っているなど、そこかしこに以前は繁盛していたであろう老舗ホテルの残滓がみえた。



4月16日(土)

西船橋 ⇒ 佐野SC ⇒ 宇都宮IC ⇒ おおるり表参道 ⇒ 湖畔亭


 出発は、朝8時に西船橋駅南口「サンクス駐車場」である。バスは松戸からの乗客を拾い、東北自動車道を北上する。途中「佐野SC」でトイレ休憩、そして宇都宮ICを下りたところで、湯西川方面と奥日光方面に別れるためにバスを乗換える。

 その後、昼食兼バス乗換えの「おおるり表参道」に向かう途中、日光市街の手前で火災発生のため急遽、右折して市街を迂回することになったが、霧降大橋の真ん中で突然地震に遭遇してバスの中がざわめいた。しかし、何事もなく橋を渡り左折して金谷ホテル手前の神橋を左手に観ながら「おおるり表参道」に到着。しばし、昼食休憩である。

 我々の昼食は、彼女お手製のお握りと金谷ホテルベーカリー神橋店で買ったカレーパンやアンパンである。先ほどの火災は、パンを買いに行った際に遠くに消防自動車が見えたので、神橋から東武日光駅に向かうロマンチック街道途中の左側のようであった。

 昼食休憩後、いろは坂を登り中禅寺湖に向かう。ホテル到着が13時少し前であった。チェックインして一息入れて「華厳の滝」見物の散策に向かった。冷たい強い風が吹いてきて花粉症の眼に涙が出る。中禅寺湖には40年程前に一度来ているのだが、様変わりしていて記憶と全く一致しない。華厳の滝は、観光客も少なく残雪がアチコチに残り寒々として寂しい風情であった。

 ホテルへの帰りに、中禅寺・立木観音にも寄るつもりであったが、アゲインストの冷たい強風のために断念して、明日出発前に立ち寄ることにした。これが失敗であることに翌朝気付くことになるのである。



4月17日(日)

湖畔亭 ⇒ 日光山・輪王寺 ⇒ おおるり表参道 ⇒ 宇都宮IC ⇒ 羽生SC ⇒ 西船橋


 朝6時半に起床、彼女は朝風呂に行くというので、一人で徒歩3分程度の二荒山神社中宮祠に散策を兼ねてお参りに出かけた。冷たい清涼感のある朝の空気の中のお参りは気持ちの良いものである。

 遅ればせながら、陸前高田で被災し自宅兼店舗を津波に流された友人を想い、東日本大震災被災地の復興を祈願した。

 朝食後、8時半に立木観音を見学するために歩いて中禅寺に向かった。事前に距離を確認しなかったのが失敗で、歩いても歩いても到着せず、結局30分かかって9時に中禅寺に到着。しかし、ホテルが9時半にチェックアウトのため、拝観料を払って見学する余裕がなく、泣く泣く入口で写真を撮って引返すことになり、帰りは、小走りで9時20分にホテルに戻り、一息入れてチェックアウト。

 10時25分にホテルを出発したバスは、日光山輪王寺に向かい、平成の大改修工事に入る準備中の輪王寺を長々とした説明を聞きながら見学。大林組が請け負っており10年かかる大改修だという。大震災の影響で工事関係の技術者たちの多くが震災復興に出向いているために工事が遅れているとの説明だった。震災の影響範囲の大きさを改めて実感した。

 【蛇足】 ちなみに、輪王寺は、東京スカイツリーの高さと同じ海抜634メートルに建立されている。

 11時45分の輪王寺出発時間になっても乗客の男性が一人戻ってこないので、運転手がブツブツ言っていたが、結局、時間切れで男性客を一人置いて、昨日と同じ昼食兼休憩兼乗換えの「おおるり表参道」に向かって出発した。

 我々二人は、お腹も空いていないし昨日のパンが美味しかったので、再び金谷ホテルベーカリー神橋店に向かった。ベーカリーへの信号待ちの時に地元のオバサンが話しかけてきて「昨日あたりからやっと観光客が戻ってきた」とチョットうれしそうでした。ここにも震災の影響が出ているのだと実感した。

 「おおるり表参道」を出発する時間になって、先ほど輪王寺で置き去りにされた男性が歩いてやってきて合流できた。皆、拍手で迎えていた。

 《教訓》 単独でバス旅行に参加する際には集合時間には気をつけなければならないのだ!誰も注意してくれないから!

 今回のバス旅行は、世の中の自粛ムードの影響で道路の渋滞もなく、往路も復路もスムーズでした。復路は途中、羽生SCでトイレ休憩があり、16時には西船橋に到着。今まで参加したバス旅行の中では、帰着時間の新記録であった。


 この、おおるりグループ企画のバスツアーは、格安にするために途中でのバスの乗り換えが頻繁に発生するのは止むを得ないのであろうが、温泉旅行なのでバスタオル有料はいただけない。ホームページ上で、アメニティの有無、バスタオルの有無、バス乗換え回数や昼食場所の件について分かり易い説明が必要ではないだろうか?常連さんばかりではないのだから!